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Lightroom Classic、M1 Mac対応。Intelより80%高速

アドビは、Lightroomシリーズの最新バージョンをリリースした。「Lightroom Classic」では、Apple M1チップ(Appleシリコン)を対応したMacでのネイティブ動作に対応した。

M1チップに最適化され、同等のIntel Macと比較して、起動、読み込み、書き出し、ルーペ表示での写真の確認など、ほとんどの操作が約2倍高速化。新機能の「スーパー解像度」は3倍以上、写真の一括編集は4倍以上高速化されるなど、平均で80%以上高速化するとしている。

Lightroom/Lightroom Classicでは、新機能としてスーパー解像度や編集コラボレーション機能、プレミアムプリセットを搭載。Lightroomにはカスタム切り抜き縦横比機能が搭載される。Mac OS版およびWindows版で利用可能。

スーパー解像度は、人工知能によって写真の解像度を4倍に高めながらも実物に近い仕上がりを維持できる機能。

編集コラボレーション機能は、共有アルバム内の写真に他のユーザーを招待して編集に参加してもらうことが可能。参加者全員の編集履歴が自動保存され、異なる編集者の編集結果を切り替えたり戻したりできる。

カスタム切り抜き縦横比は、切り抜きの縦横比を数値で指定できるようになるもの。Lightroom Classicでは従来から可能だったが、Lightroomでも利用可能になった。

プレミアムプリセットは、現代のフォトグラファー達が制作した高品位な編集プリセット(定義済み編集設定)のコレクション。「ポートレート(ディープスキン)」、「ポートレート(ミディアムスキン)」、「ポートレート(ライトスキン)」、「シネマティック」、「フューチャリスティック」、「ヴィンテージ」、「トラベル」と、7つのカテゴリーが収録され、今後も追加予定。