Google Pixel、声で着信拒否や星空動画撮影など新機能

夜景モードに新機能

Googleは、スマートフォン「Pixel」シリーズ向けに最新のアップデートの配信を順次開始した。多数の機能が発表されている。

カメラの夜景モードでは新機能として、静止画と同じ露出設定で、夜空の星の動きを動画でも記録できる機能が追加される。夜景モードで撮影すると、カメラロールには写真と動画の両方が保存されるようになる。Pixel 4以降のモデルが対応する。

6月は世界各地で関連イベントが開催されることにあわせて、LGBTプライドをテーマにした、アーティストやYouTubeクリエイターによる壁紙や着信音・通知音が端末に追加される。

Google フォトの「ロックされたフォルダ」機能が、Pixelで利用できるようになる。カメラで撮影して直接ロックされたフォルダに保存することも可能。このフォルダにアクセスするには端末のパスコードや指紋認証が必要。

歩行中の安全機能として新しい前方注意機能が用意され、ユーザーが歩いていることを検知すると、定期的に周囲に注意するよう通知される。

Google アシスタントが電話の応答を助ける機能が追加される。電話がかかってきても端末に手が届かない場合、「OK Google、着信に応答」「OK Google、着信を拒否して」と話しかければ、応答や着信拒否をできるようになる。

Gboardは切り取りと貼り付けが強化され、電話番号やメールアドレス、URLを含むテキストをコピーすると、クリップボードに主なテキストのスニペットが表示され、必要な情報を選んでコピーすることが簡単になる。

このほか、迷惑電話の防止に役立つ機能として通話スクリーニング機能が日本でも利用できるようになる。知らない電話番号からの着信があった場合、電話に出る前に相手の名前や用件を確認できるもので、ユーザーは応答すべきかどうか判断しやすくなる。