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ドコモ、海外に日本酒を販売するサイト立ち上げ

NTTドコモは、海外向けに日本酒を販売する通信販売サイト「Seek the Story of Sake」を開始した。

ドコモは、酒造会社5社と山形県酒類卸、Fun Japan Communicationsとの間で、海外向けの日本酒の販売拡大を目的とした基本合意書を締結。新たに提供する越境ECサイトで日本酒を販売する。日本酒の販売自体は各酒造会社が行ない、商品は酒造会社から直送、新鮮な日本酒を1~2週間で海外に届けるとしている。ドコモは企画やプロモーションを実施する。

同サイトでは、各酒造会社の酒づくりに対する思いや背景といったストーリーを紹介するほか、プロ目線で商品を紹介。さまざまな角度から、嗜好にあう日本酒を紹介する。

サービス開始当初は、香港、シンガポール、台湾向けに販売する。今後は販売対象エリアを拡大するほか、日本酒にあう食品・酒器などの紹介や、ライブコマースでの販売も行なっていく。

サービス開始当初に販売する日本酒は17銘柄。酒造会社は、山形県酒類卸を経由して出羽桜酒造、六歌仙、和田酒造、錦爛酒造、米鶴酒造、鯉川酒造の商品が販売され、順次拡大予定。ほかにも新潟県の塩川酒造、尾畑酒造、京都府の増田德兵衞商店、兵庫県の西山酒造場、ほか岩手県の酒造会社1社が販売を行なう。