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ドコモメールに「公式アカウント」。フィッシング詐欺対策

「ドコモメール」アプリのドコモメール公式アカウント機能(Android)

NTTドコモは、アプリやブラウザで提供する「ドコモメール」において、企業などからのメールに“公式アカウント”のマークを付与するフィッシング詐欺対策の新機能「ドコモメール公式アカウント」の提供を開始した。機能の利用は企業・ユーザーともに無料。

ドコモメール公式アカウント機能を導入した企業から送信されるメールは、ドコモメール上で公式アカウントのマークが表示されるようになる。送信ドメイン認証(SPF)を使用して実現される機能。Androidでは「ドコモメール」アプリ、iOSでは「ドコモメール」(ブラウザ版)で確認できる。フィッシング詐欺メールは実在する企業やサービスを装うため、ユーザーは、正しく企業から送信されているメールかどうか、より判別しやすくなる。

公式アカウントマーク

5月25日時点で導入が決定している企業は、SMBCグループ(三井住友フィナンシャルグループ、三井住友銀行、SMBC信託銀行、SMBC日興証券、三井住友カード、SMBCファイナンスサービス、SMBCコンシューマーファイナンス)、佐川急便、日本郵政グループ(ゆうちょ銀行)、三菱UFJ銀行、ヤフー、LINE、楽天グループ。

また、ドコモが提供する一定額到達通知サービスやオンライン手続き、dアカウント、dカード、d払い、dポイント、メッセージRなどのサービスも、送信されるメールはドコモメール公式アカウントになる。

ドコモでは、本機能の導入を希望する企業・団体を随時募集中。ドコモのWebサイトから申し込める。

「ドコモメール」(ブラウザ版)のドコモメール公式アカウント機能(iOS)