ヴィッセル神戸のホームスタジアムがワクチン接種会場に

ヴィッセル神戸のホームスタジアムであるノエビアスタジアム神戸に、新型コロナワクチンの大規模接種会場を設置することを、神戸市、楽天グループらが発表した。5月22日に接種予約、5月31日にワクチン接種を開始する。

神戸市、神戸大学、神戸大学医学部附属病院(神大病院)、東京慈恵会医科大学外科学講座(慈恵大外科)、SBCメディカルグループ、楽天ヴィッセル神戸、楽天グループ、楽天メディカルジャパンによる取り組み。

ノエビアスタジアム神戸に接種会場を設置し、国内初の産学官連携の大規模ワクチン接種モデルとして、迅速かつ効率的なワクチン接種オペレーション体制を連携して構築する。当面は1日あたり数千人程度の接種可能数を想定する。

実施主体は神戸市で、ワクチン接種オペレーション全体を指揮監督。神戸大学および神大病院は主に週末における医師、研修医、医学部生、看護師、薬剤師等の医療従事者の派遣、SBCメディカルは主に平日における医師、看護師等の医療従事者の派遣を行なう。また慈恵大外科は、平日および週末における医師の派遣を行なう。

神大病院およびSBCメディカルは、ワクチン接種オペレーション構築にあたり医療上および効率性といった専門的観点から助言を行なう。

ヴィッセル神戸はノエビアスタジアム神戸の施設提供、チームドクター等の医療従事者を含むスタッフ支援等、楽天は神戸市との連携による会場オペレーション設計、スタッフ派遣、システム設計、必要物資の確保等、楽天メディカルは医療機関との調整ならびに医療従事者の確保を行なう。

そのほか、ヴィッセル神戸、楽天、楽天メディカルがノエビアスタジアム神戸においてワクチン接種を担う医療従事者を募集するなど、充実した接種体制とすべく、より迅速、効率的かつ大規模なワクチン接種オペレーションを追求する。