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下北沢開発、全24棟からなる商業空間「reload」

ENTRANCE HALL

小田急電鉄が開発を推進する「下北線路街」において、全24棟からなる分棟式の商業空間「reload(リロード)」が、6月16日にオープンする。下北沢駅と東北沢駅の中間に位置するエリア。

reloadは、店主の顔が見える“個店街”としてオープン。価格訴求が先行するチェーン店の商業店舗群とは一線を画した、「いいもの」を揃えるセレクトショップやこだわり食材のカフェなどが出店する。

2階 下北沢駅側からみる建物外観
2階 中央吹き抜け

施設配置は、従来のビル型商業施設とは異なる、大小さまざまな建物が軒を連ねる低層分棟形式の建築による、個店が立ち並ぶような構造。各店舗を繋ぐ屋外通路には、テラス席やベンチを設置し、「まるで街中の路地を散策しているような楽しさ」を感じられるとしている。

屋外通路 イメージ

施設エントランス部分と一部区画には、期間限定店舗の出店やアート展示、イベントなどを実施するイベントスペースを設けている。

ENTRANCE HALL
POPUP SPACE

reloadという名称には「下北沢の地域に根付いた人、店、文化を大切に守りながらも、新たな文化を創る個性溢れるテナントの誘致や、都度表情を変えていくイベントスペースを掛け合わせることで、完成することなく変わり続ける場として新たな歴史を創っていく」という意味が込められている。

所在地は東京都世田谷区北沢3‐19‐20。延床面積約1,889.81m2、規模は2階建て。6月16日時点では、全24区画中10区画が開業。そのほかの区画は順次開業する。運営はGREENING。

1階フロア図面 左が下北沢駅方面
2階フロア図面 同上

    出店店舗
    1-1:OGAWA COFFEE LABORATORY(コーヒービーンズストア・コーヒースタンド/7月1日オープン)
    1-3:MASUNAGA1905(眼鏡店)
    1-4:TAKESHI’S BARBER(理髪店)
    1-7:SANZOU TOKYO(カレー・ギャラリー)
    1-8:POP UP SPACE
    1-9:GREAT BOOKS(ブックストア)
    1-11:しもきた茶苑大山(お茶・かき氷/9月オープン)
    2-2:CYAN -vintage&used-(衣類店)
    2-3:chotto(シーシャ/6月下旬オープン)
    2-5:FLUX CONDITIONINGS(ボディメンテナンススタジオ)
    2-6:DESK LABO(文房具・雑貨)
    2-7:FLUX CAFE(ウェルネスカフェ)
    2-9:立てば天国(立ち呑み居酒屋)