Twitter、お金のやり取りができる新機能「Tip Jar」

Twitterは6日、Twitter上で“チップ”を送れる送金機能「Tip Jar」を開始した。英語でのTwitter利用者からスタートし、順次英語以外の言語に拡大予定としている。

英語圏のTwitter利用者の一部の[プロフィール]にTip Jarを追加し、チップを受け取れるようになる。クリエーター、ジャーナリスト、専門家、非営利団体などが最初の対象で、その後多くの人に広げていく。

Tip JarはTwitter自体が送金機能を提供するのではなく、PayPalなどの送金機能をプロフィール内に組み込むもの。Tip Jar対応により、自分のツイートが話題になったときにPayPalアカウントへのリンクを共有したり、誕生日やサポートが必要なときにVenmoのハンドルネームを併記して、Twitter利用者からの送金を受けられるようにする。

アカウントのプロフィールページで、フォローボタンの横にTip Jarのアイコンが表示されていれば、Tip Jarが有効となる。アイコンをタップすると、そのアカウントが利用している決済サービスのリストが表示され、決済サービスを選ぶと、選択したアプリに移動し、支援したい金額を入力できる。対応サービスは、Bandcamp、Cash App、Patreon、PayPal、Venmoなど。Androidでは、スペース内でチップを送ることもできる。

Twitterでは、「フォロー、リツイート、いいね以外の方法で、Twitter利用者がお互いにサポートし合える仕組み。Twitter上で金銭という形で支援を受けたり、支持を表明する新たな方法を生み出す取り組みの第一歩」としている。