ニュース
アディダス、QRコード付きシューズ。スキャンで返却→100%リサイクル
2021年4月20日 19:35
アディダス ジャパンは、サステナブルな技術・素材を採用した新しい「Ultraboost(ウルトラブースト)」を発表。シューズにあるQRコードをスキャンして返却手続きができ、アディダスが新しい製品として生まれ変わらせるシューズを開発した。
開発したシューズは、100%リサイクル可能な「Made To Be Remade」を初めて商業化したモデル「ULTRABOOST Made To Be Remade」。4月22日よりアディダス ブランドセンター RAYARD MIYASHITA PARKにて展示する。日本での発売日や販売方法は未定。
Made To Be Remade(作り直すことを前提としたものづくり)は、アディダスの「Circular Loop」(循環のループ)の考え方に基づいており、使い終えた後、シューズにあるQRコードをスキャンして返却手続きが可能。再利用するための返却ができ、アディダスが新しい製品として生まれ変わらせる。
アディダスは、Made To Be Remadeから生まれた製品を発展させるため、使う人も巻き込み、循環するつながりを促進させることを目指す。
また、プラスチック製の漁網をリサイクルした素材を使用したシューズコレクションを、4月24日から順次発売する。価格は22,000円から24,200円。
ラインアップは、「Ultraboost 21 x Parley」、「Ultraboost 6.0 DNA x Parley」、「Ultraboost 6.0 DNA」、「Ultraboost 6.0 DNA W」の4モデル。
Ultraboost 21 x Parley/6.0 DNA x Parleyは、パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズとのコラボレーションによる、プラスチック製の漁網をリサイクルした素材を使用したランニングシューズ。アッパーに、海岸や海沿いの地域で回収されたプラスチック製の漁網をアップサイクルして生まれたパーレイ・オーシャン・プラスチックを含む、リサイクル素材のプライムブルーを一部に使用したプライムニットを採用している。
シューズとしての機能については、21 x Parleyは「ADIDAS LEP(リニアエナジープッシュ)」により前足部の屈曲剛性が向上しているほか、サポート力と快適性の最適化をはかったオプティマイズドブーストフォームを採用。6.0 DNA x Parleyは、Ultraboostのシルエットに、多層素材で作られたケージやヒールカウンターを採用している。
カラーは、21 x Parleyがノンダイド/フットウェアホワイト/フットウェアホワイト、6.0 DNA x Parleyがノンダイド/ノンダイド/ノンダイド。価格は、21 x Parleyが24,200円、6.0 DNA x Parleyが22,000円。4月24日にアディダスアプリ限定で先行発売、4月29日にアディダス オンラインショップ、アディダス ブランドセンター、アディダス ブランドコアストアで発売する。
Ultraboost 6.0 DNAとUltraboost 6.0 DNA Wは、クラシックデザインのモデルで、それぞれ男性用と女性用。カラーは、6.0 DNAがノンダイド/ノンダイド/クルーブルー、6.0 DNA Wがノンダイド/ノンダイド/ハローアイボリー。
価格はともに22,000円。4月27日にadiCLUB会員限定で先行発売、4月29日にアディダス ブランドセンター、アディダス ブランドコアストアで発売し、6.0 DNA Wはアディダス オンラインショップ、アディダス アプリでも販売する。