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大阪 堂島に超高層ホテル・住宅複合タワー「ONE DOJIMA PROJECT」
2021年4月8日 13:16
大阪 堂島にラグジュアリーホテル「Four Seasons Hotel」と分譲住宅の超高層複合タワー「ONE DOJIMA PROJECT」が2024年に誕生する。東京建物とHotel Properties Limited(HPL)の2社が共同で、4月8日からプロジェクトを始動した。
2020年8月から着工しており、高さ約195m(49階建て)、 延床面積は約8.2万m2と大阪市内でも有数の規模となる。“旅とアート”をコンセプトに、国際水準の住宅と、スパトリートメントやジムを備えたスパ、レストラン、カフェやバー、観光やビジネスの拠点となるバンケットなどを備えたFour Seasons Hotelが入る。
大阪で初めて「宿泊施設の整備に着目した容積率緩和制度」適用による、大阪市による特定街区の都市計画決定を受けて開発。アフターコロナを見据え、2025年の大阪万博の直前の2024年に竣工予定。「発展する大阪の国際競争力強化に寄与し、大阪のシンボルとなる開発を実現する」という。
世界初の先物取引所が生まれた文化・ビジネスの街「堂島」において、「旅とアート」をコンセプトとして開発。近接する中之島はギャラリーが多く存在し、2022年には大阪中之島美術館もオープンするなど、 芸術の街として栄えている。梅田へのアクセスの良さもあり、世界を旅する人々の憩いの場、芸術に触れる場を目指す。アート監修は南條史生氏。
ラグジュアリーホテル「Four Seasons Hotel」を大阪で初めて誘致。客室数は178室で、洗練されたデザインと開放感のある広さを実現する。ホテルフロアは1~2階、28~37階。
分譲住宅は、タワーレジデンス「Brillia Tower 堂島」で、総戸数は466戸。住宅フロアは1~27階、38~49階。「建物自体をアート作品と捉えたタワーレジデンス」とし、専有面積は30~230m2、天井高は約2.7~4.0mとゆとりの空間を実現する。2階と43階には、コンシェルジュを配置し、エントランス部分に警備員が常駐。24時間有人管理サービスを提供する。最上階には、ラウンジ・パーティルームなどの共用施設を完備する。
所在地は大阪府大阪市北区堂島2丁目17-5で、JR大阪駅から徒歩9分の立地。敷地面積は約4,828m2、延床面積は約82,566m2。