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ブライトリング、1940年代のビンテージクロノグラフを復刻

ブライトリング「プレミエ ヘリテージコレクション」。左からクロノグラフ、デュオグラフ、ダトラ

ブライトリング・ジャパンは、1940年代のビンテージモデルにモダンなテイストを加えて復刻した「プレミエ ヘリテージコレクション」を発表した。「クロノグラフ」「デュオグラフ」「ダトラ」の3つのカテゴリーで合計6モデルが展開される。いずれも機械式の腕時計で、価格は946,000円~2,761,000円。同社オンラインストアでは予約を受け付けている。

ブライトリングは、腕時計にクロノグラフ(経過時間を計測するストップウォッチ)機能を加えたモデルを1915年に発売。以降、パイロット用クロノグラフといった軍用モデルで名声を高める一方、1940年代には品質や美しさにフォーカスした「プレミエ」(プルミエ、フランス語で“最初”“第一”の意味)シリーズを発売している。1940年代はほかにも、クロノグラフ秒針を2つ備えスプリットセコンド(ラトラパンテ)に対応する「デュオグラフ」、クロノグラフとカレンダー、ムーンフェイズを搭載した「ダトラ」など、機構の面でも進化したモデルを発売している。

今回発売される「プレミエ ヘリテージコレクション」でも、1940年代にフォーカスし、「クロノグラフ」「デュオグラフ」「ダトラ」の3種類を展開。ビンテージデザインはそのままに、ムーブメントや各部の仕上げが現代の技術でまとめられている。いずれのモデルもアラビア数字のインデックスやビンテージデザインの針を採用。同色ステッチでセミグロスのアリゲーターストラップが組み合わされる。自社製ムーブメントはクロノメーターで、ケースは100mの防水性能を備える。

クロノグラフ

「プレミエ B09クロノグラフ 40」はケース径が40mmで、1940年代のオリジナルモデル同様に手巻き式。ムーブメントは自社製の「キャリバーB09」。

特徴的なピスタチオグリーンのダイヤルとステンレススチール製ケースを組み合わせたモデル(946,000円)のほかに、シルバーのダイヤルに18Kレッドゴールド製ケースを組み合わせたモデル(2,024,000円)の2種類をラインナップする

デュオグラフ

「プレミエ B15 デュオグラフ 42」はケース径42mmで、手巻き式。センターに2つのクロノグラフ秒針を備え、2つの経過時間を同時に計測できるスプリットセコンド(ラトラパンテ)に対応するモデルで、自社製の「キャリバーB15」を搭載する。

ブルーのダイヤルにステンレススチール製ケースのモデル(1,166,000円)と、ブラックのダイヤルに18Kレッドゴールド製ケースのモデル(2,387,000円)の2種類をラインナップする。

ダトラ

「プレミエ B25 ダトラ 42」はケース径42mmで、自動巻き。クロノグラフに加えて曜日、日付、月、ムーンフェイズを搭載する。ムーブメントは自社製の「キャリバーB25」。

カッパー(赤銅色)のダイヤルをステンレススチール製ケースと組み合わせたモデル(1,408,000円)と、シルバーのダイヤルを18Kレッドゴールド製ケースと組み合わせたモデル(2,761,000円)の2種類をラインナップする。