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ガーミンのスマートウォッチが「血中酸素トラッキング」に対応
2021年4月6日 12:49
ガーミンジャパンはVENUやfenix 6など対象のウェアラブルデバイスで、「血中酸素トラッキング」機能への対応を4月下旬以降に順次開始する。
様々なアクティビティに対応したウェアラブルウォッチで、血液中に取り込まれた酸素レベルを測定することにより、より効果的にフィットネスのパフォーマンス向上やウェルネスライフのサポートに役立てられるとしている。
血中酸素トラッキングでは、血液中に取り込まれた酸素のレベルを手首で測定できる。血液中に取り込まれた酸素レベルを知ることは、疲労と回復のパラメータとして運動を続けるか休憩をとるかの判断を助けたり、パフォーマンスやフィットネスレベルの向上の基準にもできるという報告もあるとしている。
対象となるスマートウォッチ製品では、赤色LEDライトと赤外線ライトを利用して、血中ヘモグロビンのライトの吸収状態をデバイスの裏のセンサーで読み取り、血中酸素トラッキングデータをデバイスの画面上で表示する。
血中酸素トラッキング機能では、ユーザーの血中酸素レベルの推定値を提供。任意のタイミングで測定できるほか、睡眠中など継続的な測定もできる。特定のデバイスでは、ユーザーがいる高度または高度のビューとともに、1日を通して定期的に追跡可能。高地での活動において、高度の変化に伴う血中酸素の増減を追跡できる。
一般的に、通常血中酸素レベルは95~100%で、90%未満は低値とされているという。血中酸素レベルを測定して体調を評価した上でのフィットネスの目標設定やトレーニング強度決定、睡眠中の身体の動きなどのデータを理解するといった使い方を想定している。また、心拍数データと組み合わせることで運動プログラムの有効性の評価に役立つとしている。
- ForeAthlete 945/745/245 シリーズ
- VENU/VENU SQ シリーズ
- vivoactive 4/4S シリーズ
- Legacy シリーズ
- vivomove 3/3S シリーズ
- vivomove Style/Luxe シリーズ
- vivosmart 4
- Approach S62
- MARQ
- fenix 6 シリーズ
- Quatix 6X
- Enduro シリーズ
- fenix 5X Plus
- Instinct Dual Power シリーズ
- Descent Mk2/Mk2i
- Lily シリーズ
血中酸素トラッキング対応機種は以下の通り(4月6日時点)
なお、血中酸素トラッキング機能は一般的なフィットネスとウェルネスの範囲での利用を目的とするもので、自己診断又は医師への相談をはじめとする医学的な使用を意図するものではなく、疾病の治療、診断、予防を目的とした医療機器ではない。