メルカリがビットコイン。「メルコイン」設立で暗号資産事業

メルカリは、暗号資産事業に取り組む新会社「株式会社メルコイン」を4月下旬に設立する。今後、暗号資産交換業者として新規に登録の申請を行なう。

新会社の設立により、例えば「メルカリ」では、売上金をビットコインで受け取るといったことが可能になる。決済サービスの「メルペイ」でも決済や暗号資産運用といった機能をひとつのウォレットで提供するなど、暗号資産を組み合わせて金融サービスの強化を図る。

ほかにも、ブロックチェーン技術を活用。NFT(Non-Fungible Token)では、アスリートやアーティスト、アート、ゲーム領域においてクリエイター個人を支援していくとしており、新しい取引の形を創出することでユーザー体験の向上を目指す。

メルカリでは、メルコインの新たな挑戦により、メルカリグループの新たな柱となりうる事業の企画・開発を目指すとしている。

メルコインの資本金は5,000万円で、メルカリの100%子会社。代表取締役CEOは青柳直樹氏、取締役CISOは曾川景介氏、取締役は伏見慎剛氏。