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神戸ウォーターフロントに大規模アリーナ「KOBE Smartest Arena」
2021年3月29日 14:35
神戸市は、新港突堤西地区の新港第2突堤における開発について、優先交渉権者をNTT都市開発を代表企業とする企業連合体に決定。神戸のウォーターフロントで初めてとなる大規模多目的アリーナ「KOBE Smartest Arena」の建設計画を発表した。
1万人超規模の、⽔際の魅⼒を最⼤限⽣かしたアリーナを計画。プロスポーツ興行、国内外トップアーティストによる音楽興行、MICEなど、多様な興行や演出に対応可能とする。デザインは、「自然=水際の景色」と「都市=アリーナの造形」が融合するシンボリックなものとなることを目指す。
アリーナのほか、最大3千人が滞留できるオープンスペースとしてのプラザ、歩行者専用の街路空間としてのコリドーを整備。コリドーはアリーナと水際緑地をつなぎ、コリドー沿いには飲食店舗やオープンテラスを計画する。
所在地は兵庫県神戸市中央区新港町130番2。階数は地上5階、最高高さは約30m、建築面積は10,228m2、延床面積は25,301m2。集客効果は年間約100万人。
優先交渉権者の代表企業はNTT都市開発、構成員企業はスマートバリュー、NTTドコモ。新たな賑わいの創出拠点として、観光・集客需要の増進や交流人口の増加、都心・三宮再整備との相乗的効果による地域経済の活性化が期待されるものと評価され、決定した。