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プラス×セーラー万年筆の新ブランド「ancora」。銀座で自分だけの万年筆
2021年3月26日 12:36
プラスは、セーラー万年筆と共同で、東京・銀座にDtoCブランド「ancora(アンコーラ)」のリアルショップを3月26日にオープンした。
「アンコーラ」は、「再び・もう一度」を意味するイタリア語から命名。デジタル化・ICT化が急激に進む一方で、リアルコミュニケーションやアナログへの回帰というニーズに注目。自分の字で「書く」、思いをこめて「描く」の価値を見直し、文房具の持つ「愉しさ」「こだわり」「驚き」を提供するというショップブランド。
コンセプトは「カスタマイズ」と「ギフト」。オリジナルの万年筆、好みの色のインクブレンド、パーツを選べるスケッチブックなど、その場で「自分だけ」の製品を作れるサービスを提供するほか、限定品も用意する。
万年筆のカスタマイズでは、蓋やボディなど5種類の樹脂パーツ(10色)と、金属パーツ(2色)を選ぶことで20万通りの組み合わせが可能な「アンコーラMy万年筆」コーナーを設置。セーラー万年筆の「プロフィットJr.」をベースに、ペン先には「アンコーラ」オリジナル柄が入る。選んだパーツはその場でスタッフが仕上げ、オリジナルの箱に入れて持ち帰れる。価格は3,850円。
常時144色のインクを試せるほか、インクブレンダー石丸治氏がカクテルシェーカーを使い、カラーサンプルや希望のイメージに合わせ、世界に一色だけのオリジナルカラーを調合する完全予約制イベント「インク工房」も実施する。
その他、5色の表紙カラー、3色のリング、4種類の中紙を各3サイズから選んでカスタマイズできるオリジナルスケッチブック「アンコーラ Myスケッチブック」(1,320円から4,070円)や、誕生石や誕生花をあしらった万年筆(24,200円)、サテンドレスとタキシードをイメージしたホワイト&ブラックのカラーに蓋栓にはダイヤモンドデザインをあしらった「夫婦万年筆」(42,900円)、セーラー万年筆独自の21金ペン先を搭載した本格万年筆「プロフィット/プロフェッショナルギア 銀座ブラック」(41,800円)など、オリジナル商品を取りそろえる。
取扱商品は、万年筆・インク・カード、便せん、封筒、ガラスペン・画材・色鉛筆、ノート、レポートパッド・スケッチブック等約600品目。
所在地は、東京都中央区銀座6丁目4番8号 曽根ビル1階で、東京メトロ各線「銀座駅」徒歩3分。延床面積は103m2。営業時間は11時から19時。水曜定休。
リアルショップのオープンに合わせ、新商品やサービス情報、ショップサービスが体感できるコンテンツのほか、限定品のEC販売を行なう公式サイトもオープンしている。