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大阪駅西側に地上23階のビル。新改札口やバスターミナルも

国土交通省は、JR西日本と大阪ターミナルビルが申請した「(仮称)大阪駅西北ビル開発事業」を優良な民間都市再生事業計画として認定。これにより、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられるようになる。同事業では、大阪駅西側に商業・業務機能等を備えた新ビルを整備。高架下に改札口やバスターミナルを新設し、国際水準の都市機能の集積を図る。事業施行期間は、2021年3月2日から2024年7月31日。

大阪駅西側地区周辺では、東海道線支線地下化・新駅設置事業や、うめきた2期地区開発計画など、周辺地域との一体的な開発が進められている。本事業は、新たなビジネス活動拠点や、周辺のオフィスワーカーをはじめとする多様なニーズに対応する商業ゾーンを整備することで、周辺地区との回遊性を高め、地区全体の価値向上に寄与することを目的としている。

また、大阪駅の混雑緩和、新たなバリアフリールート整備、西側地区へのアクセス性向上の観点から、各ホームにアクセス可能な新たな改札口を西側高架下に整備。低層部には広場空間を設け、うめきた2期地区開発とも連携し、周辺地区における歩行者の回遊性向上を図る。バスターミナルも新設する。

建物は地上23階、地下1階、塔屋1階。鉄骨造。延床面積は76,229.42m2。敷地面積は19,859.86m2。事業区域は、大阪府大阪市北区大深町19番10の一部 他。