ニュース

ガーミン、ソーラー充電でGPS80時間の腕時計「Enduro」シリーズ

ソーラー充電対応のGPSウォッチ「Enduro」シリーズ

ガーミンジャパンは、トレイルランやウルトラランに最適という軽量・高機能でソーラー充電が可能なGPSウォッチ「Enduro」シリーズを発表した。Suica対応の「Garmin Pay」も利用できる。価格は「Enduro Steel」が104,500円、「Enduro Ti Carbon Gray DLC」が115,500円。発売日は4月8日。予約開始は4月1日。

「Enduro」シリーズは、ソーラー充電による長時間のバッテリー駆動でウルトラランにも対応するという“持久系アスリート”向けのGPSウォッチ。GPSモードで約80時間のロングバッテリーとなっているほか、ベゼルにチタンを採用したモデルは61gと軽量で、伸縮性のあるナイロンバンドでフィット感も高めた。

長時間駆動が特徴で、ディスプレイにはソーラー充電レンズ「Power Glass」を搭載し効率的な充電を可能にしている。必要な機能のみをオンにして稼働時間をカスタマイズできるパワーマネージャー機能も備えた。

最も稼働時間が長くなるバッテリー節約ウォッチモードでは、約365日の稼働が可能になっている。このほかGPSモードは約80時間、スマートウォッチモードは約65日間、UltraTrack+心拍計やセンサーなどをオフにしたバッテリー最長GPSモードでは約300時間、長期間にわたって継続したナビゲーションを提供するExpeditionモードは約95日間の稼働が可能。

ウルトラランやトレイルランなどをサポートする高度な計測とトレーニング機能も特徴。新機能「トレイルランVO2 Max(最大酸素摂取量)」を搭載するほか、ウルトランアクティビティには休息タイマーも用意され、走っていた時間をより正確に確認できる。登山道、傾斜地での標高差やピークまでの距離、勾配などを表示するガーミン独自のサポートソフト「ClimbPro」にも対応する。さらに、リカバリーアドバイザーや、履歴に基づき提案されるワークアウトでパフォーマンスの最大化をサポートする。

GPSはマルチGNSSで、GPS/GLONASS/GALILEO/みちびき(補完信号)に対応。気圧高度計やコンパスでは困難な環境でも高精度なナビゲーションが可能。

Suica対応の「Garmin Pay」を搭載しており、交通機関の乗車や、街での買い物が可能。

このほかライフログ機能としてステップ数、睡眠モニタリング、心拍ベースの消費カロリー、ストレスレベル、呼吸数、BodyBatteryの計測機能を備える。

本体バリエーションは、ベゼルがステンレス製の「Enduro Steel」に加えて、DLCコーティングを施したチタン製ベゼルの「Enduro Ti Carbon Gray DLC」をラインナップする。

ディスプレイは直径1.4型で、280×280ドット。太陽光下でも見やすい半透過メモリインピクセル(MIP)で、常時オン状態をキープできる。防水性能は10等級(100m)。無線機能としてBluetooth、ANT+、Wi-Fiをサポートする。

本体サイズは51×51×14.9mm。重さは「Enduro Steel」が71g、「Enduro Ti Carbon Gray DLC」が61g。

「Enduro Steel」
「Enduro Ti Carbon Gray DLC」