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ローソン、”ながら食べ”強化。ご飯と具を一緒に食べられる「スティックおにぎり」
2021年3月25日 13:48
ローソンは、新しいタイプのおにぎり「スティックおにぎり」や、賞味期限が長く解凍の手間もない「冷凍デザート」、家庭調理では手間のかかる食材の冷凍食品や日配食品などを、3月30日より順次発売する。コロナ下で生まれた新しいニーズの取り込みを狙う。
スティックおにぎりは、「だし香るひれかつ」と「チキン南蛮」をラインアップ。価格は各180円、発売は3月30日。
リモートワーク中に“ながら食べ”をする人が多いことがわかったことから商品化したもので、フィルムをはがしながら、直接おにぎりに手を触れることなく食べ進められる。また具材が商品の両端まで詰まっているため、、おにぎりに対する「最初から最後までご飯と具材を一緒に食べたい」というニーズに応えられる点も特徴としている。
冷凍デザートは、「アップルパイ」、「ドライフルーツとナッツのカッサータ」、「ティラミス」をラインアップ。価格は各399円、発売は4月27日。
解凍の手間なく冷凍庫から取り出してすぐに食べられる冷凍デザート。コロナ下において、一度の買物でまとめ買いをすることが増えたことにより高まっている、長期間保存でき、好きな時に手軽に食べられる冷凍食品のニーズに応える。冷凍食品の売上高は、昨年同時期の売上高に対して約1割伸長しているという。
冷凍食品は「肉感!直火焼き骨なしスペアリブ BBQソース」、日配食品は「鰹と昆布の特製出汁で作った鶏のみぞれ煮」を発売。価格は各399円、発売日はスペアリブが3月30日、鶏のみぞれ煮が4月6日。家庭では作るには手間がかかる、外食で人気が高いメニューが、レンジですぐにおいしくできることを特徴としている。
そのほか外食代替の取り組みとして、外食店やラーメン店とのタイアップ強化、具材の多いパスタ「グージャス シリーズ」の展開、サラダなどと買い合わせをしたいなどのニーズに応える小容量の「Choiシリーズ」の展開を進める。ストック需要に応えるため、ベーカリーや菓子も強化していく。
また、健康に対する意識の高まりに応える乳酸菌入りサラダを展開。「乳酸菌入り にんじんと枝豆のサラダ」(148円)などを、4月20日に発売する。
ローソンではSDGsの取り組みも進めており、丼タイプの弁当容器を、1月から5月にかけて順次紙容器へ変更する。年間で約250トンのプラスチック削減につながるとしている。