JCBとパナソニック、「顔認証決済」の本格展開で協力

JCBとパナソニックは「顔認証決済」サービスの本格展開に向けた検討を開始する。

パナソニック システムソリューションズ ジャパンの「顔認証クラウドサービス パートナープログラム」にJCBが参画。読売新聞東京本社・読売巨人軍・東京ドームが推進する「ジャイアンツ×東京ドームDXプロジェクト」内のパナソニックの顔認証決済の技術実証ではJCBが決済に関する知見を提供し、ノウハウを確立していく。

顔認証決済では、JCB加盟店に設置する顔認証端末で、事前に登録した顔画像と、決済する人の顔画像を照合。手ぶら決済による利便性の向上や、会計時間の短縮による待ち時間の削減とレジの回転率向上を目指す。顔認証決済は、専用決済端末だけでなくスマートフォン・タブレットなどの端末でもシステム連携可能で、店舗に導入済みの端末でも導入できる。また、PIN(暗証番号)入力との組み合わせによる2要素認証設定も可能。

今後も、顔認証技術を活用したサービスの実現に向け、顔認証決済のスキームを構築・拡大していく。