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4人乗り超小型EVなどシェアする実証実験。さいたま市

さいたま市とENEOSホールディングス、OpenStreetは、シェア型マルチモビリティ等の実証実験協定を締結。3月23日から大宮駅及びさいたま新都心駅周辺エリアで実証実験を開始する。2020年7月に国土交通省のスマートシティモデル事業の先行モデルプロジェクトとして選定された「さいたま市スマートシティ推進事業」の大宮・さいたま新都心プロジェクトのひとつ。

シェアサイクル「HELLO CYCLING」などを運営するOpenStreetのシェアリングプラットフォームを活用し、既に運用中の電動アシスト付自転車とスクーターに加え、新たに超小型EVのシェアリングサービスを開始。異なる利便性を持つモビリティを選択し、利用できる環境を整備することで、まちの交通利便性の向上を実現する。

世界最小クラスの4人乗り超小型EV「FOMM ONE」をカーシェアとして国内初導入。小型のため、ステーションの省スペース化が図れるほか、買い物や子供の送迎、客先訪問など幅広い移動ニーズに対応できる。超小型EV車両のシェアリングは片道利用できるサービスとして8ステーションに22台分の駐車スペースを用意。台数は10台から開始し、順次拡大予定。

また、複数のモビリティ拠点となるマルチモビリティステーションでは、各車両に利用する電力の一部をENEOSが再生可能エネルギー由来の電力で供給。低炭素社会の実現に貢献する。本実証実験から得られたモビリティ利用データは、新たなモビリティの導入や追加のステーション設置場所検討など、サービスの利便性向上に活用していく。3月26日、27日には、さいたま新都心バスターミナルで試乗会も開催する。