三菱地所とIHI、豊洲に2棟のオフィスビル。商業や歩行者デッキも整備

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IHIと三菱地所は、豊洲においてオフィスを中心とした複合施設の新たな共同開発事業を行なう。2022年春着工、2025年春竣工を目指す。

共同開発を行なうのは、江東区豊洲二丁目に位置する豊洲4-2街区。現在はIHIが暫定利用として自己所有土地を賃貸しており、2021年度内に既存建物の解体工事を行なう。

周辺地図

2棟の建物で構成する計画で、主要用途となるオフィスのほか、低層部に大屋根を設けた広場空間と、広場を取り囲むような商業施設を配置。周辺街区の居住者や就業者等も集う場とし、まち全体のにぎわい創出を図る。

2階レベルでは、大屋根広場を囲むように歩行者デッキを整備。他の街区のデッキと接続することで、地区内の回遊性向上を目指す。

4-2街区はIHI工場跡地における豊洲2・3丁目再開発のラストピースとなるとし、業務・商業用途に加え、スタートアップ企業の誘致、起業家等の交流を可能とするインキュベーションオフィスやシェア企業寮の整備を推進。これまで豊洲にはなかった人材・企業とのコラボレーションを図り、豊洲が新ビジネス創出、発信の場となることを目指す。

所在地は東京都江東区豊洲二丁目14-1,2,4。街区面積は19,493.36m2。

なおIHIと三菱地所はこれまで、豊洲フロント、豊洲フォレシアの2物件において、共同開発事業を行なっている。

(左)豊洲フォレシア、(右)豊洲フロント