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モバイルSuica、20日11時からチャージ・購入停止。21日にリニューアル
2021年3月18日 09:10
JR東日本は、3月21日に「モバイル Suica」のサービスをリニューアルし、多くの機能強化が行なわれる。一方、リニューアル直前の3月20日午前11時頃から21日午前7時頃までの長時間にわたり、モバイルSuicaにおいて入金(チャージ)など多くの機能が停止される。この週末にモバイルSuicaを利用する場合は、事前に確認してほしい。
システムメンテナンス期間中は以下の機能が停止される。
- アプリからの入金(チャージ)、JRE POINTからの入金(チャージ)
- 定期券、グリーン券の購入や払いもどし
- 機種変更、再発行登録、退会等の手続き
- 会員メニューサイト(PC)での手続き
- 連携サービス(タッチでGo! 新幹線、新幹線eチケットサービス等)の申込み、登録等
特に、土曜日(20日)はチャージや定期券等の購入ができなくなるため、JR東日本では事前にチャージや購入を済ませるよう呼びかけている。
なお、購入済みの定期券、グリーン券の利用や、入金済みのSF(電子マネー)残高の利用は可能。現金チャージ、設定済みのオートチャージ、コンビニチャージ、ATMチャージや、登録済みの連携サービス(タッチでGo! 新幹線、新幹線eチケットサービス等)も利用できる。
対象となるのは、スマートフォン等のモバイルデバイスで利用できるすべてのSuica。スマホのモバイルSuicaのほか、Apple PayのSuica(iPhone/Apple Watch)、モバイルSuica(ブラウザ)、Mizho Suica、Google Pay、楽天ペイ、Garmin Pay、wena 3、Fitbit Payの各Suica。ICカードのSuicaには影響しない。
また、メンテナンス後にモバイルSuicaを利用する場合、Androidでは「おサイフケータイアプリ(ver9.0.0)」をインストールのうえ、Googleアカウントでサインインを行なう必要がある。iOS/Apple Watchもアプリのアップデートが必要。
iOS、Android版の共通の機能強化点は、「定期券購入時の経路表示の改善」「タッチで GO!新幹線の利用開始登録」「お知らせ機能充実」の3つ。加えてiOSではiOS端末(Apple PayのSuica)からAndroid端末への変更が可能になる。
Androidは、複数枚のSuica発行に対応するほか、Google Pay決済に対応。モバイル SuicaとモバイルPASMOを、同一端末で使い分け可能になる。
