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ビックカメラ、富士山麓の天然水定期便サービス
2021年3月8日 16:00
ビックカメラの子会社であるビックライフソリューションは、富士山麓から採取した天然水の定期便サービスを2022年より開始する。山梨県富士吉田市に採水工場を新設して行なう新規事業。
採水工場建設予定地の富士吉田市と「地下水を活用した事業の実施に関する協定」を締結し、開発に伴う諸手続きが済み次第、工場建屋工事に着手する。
協定では、地下水活用事業における地域市民の雇用や、災害時における飲料水等の優先的な提供と運搬協力、環境保全、地域経済活性化などの継続的な地域貢献に関する内容を定めた。また、工場には太陽光パネルを設置し、廃熱を利用した暖房を採用する予定。
富士山の天然水は、富士山の噴火時に流出した溶岩や砂礫が何層にも重なったフィルターの役割をはたし、何年・何十年もの年月を掛けて雨や雪が土や岩のミネラルを含みながら濾過されたもの。
ビックカメラが提供するのは、農林水産省のミネラルウォーター類の品質表示ガイドラインで「ナチュラルミネラルウォーター(天然水)」と定義される。ナチュラルウォーターのうち鉱化された地下水。地表から浸透し、地下を移動中又は地下に滞留中に地層中の無機塩類が溶解した地下水(天然の二酸化炭素が溶解し発泡性を有する地下水を含む)を原水としている。