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ヤマトの「クロネコマーク」、4月にデザイン変更。1957年以来初
2021年3月1日 15:34
ヤマトホールディングスは、4月1日より新しい「クロネコマーク」と、新たな価値提供を象徴する「アドバンスマーク」の使用を開始する。64年間使用してきたクロネコマークは、1957年の制定以来、初のデザイン変更となる。
ヤマトグループは4月1日から、ヤマト運輸を中核とする、「新たなヤマトグループ」に生まれ変わる。この機会に「クロネコマーク」(企業シンボルマーク)を刷新する他、新たな「アドバンスマーク」を用意した。デザイナーは、日本デザインセンター社長の原 研哉氏。
「クロネコマーク」は、親ネコが大切に子ネコを運ぶデザインで、1957年以来「安心・丁寧」のシンボルとして展開してきた。新「クロネコマーク」で、マークに込めた想いを変えることなく、都市や街、地域の環境により調和し、溶け込みながら、日々重ねてきたサービスをさらに進化させていく意思の表明として、「より未来志向のデザインに磨き上げた」という。
「アドバンスマーク」は、既成概念にとらわれず、果敢に挑戦する姿勢とビジョンを表明し、その象徴となるマークとして新設。ヤマトグループのノウハウやネットワークに、新しいアイディアやテクノロジー、パートナーシップを融合させた、新サービスや新事業に利用する。
コーポレートカラーも、クロネコマークで親しまれてきた黒、黄色をメインカラーとし、その2色を引き立たせる白、グレーのサブカラーを加えた4色とする。また、社名ロゴタイプも従来のイメージを継承しながら、ヤマトグループ統一ロゴタイプを新たに開発した。