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セイコー、日本の美意識を表現するプレザージュにGMT搭載モデル

Sharp Edged Series(SARF005)

セイコーウオッチは、日本独自の美意識を表現するプレザージュのデザインシリーズ「Sharp Edged Series」から、GMT機能を搭載したメカニカルモデル4機種を5月14日から発売する。価格は159,500円。

ダイヤルカラーにより4モデルを用意。フォーマルなシーンにマッチするよう、日本の伝統色の中でもシックな色味とし、墨色は黒に近い灰黒色、藍鉄は藍色がかかった鉄色、常盤は常緑樹の色、今回初投入となる檜皮色(ひはだいろ)は檜の樹皮のような黒みを帯びた赤茶色となる。

SARF005(墨色)
SARF001(藍鉄)
SARF003(常盤)
SARF009(檜皮色)

GMTとはGreenwich Mean Time(グリニッジ標準時)の略称。時針、分針、秒針の3本に加わる4本目の24時針(GMT針)によって、もう一つの時刻を表示する機能をGMT機能と呼ぶ。

Sharp Edged Seriesは、華美な装飾をそぎ落とし、物事の本質を追求する、日本独自の美学を表現したシリーズ。エッジを効かせた平面主体のシャープなシルエットを採用するほか、ケースとブレスレットの鏡面仕上げとヘアライン仕上げのコントラストにより、リズミカルな陰影と輝きを生み出し、腕元をスタイリッシュに演出する。

外径を42.2mmに抑え、装着性を考慮した。ケースとブレスレットはセイコー独自の表面加工技術「ダイヤシールド」を施し、表面を傷から守る。

ダイヤルは、日本の伝統的な「麻の葉紋様」を、交差する直線によって立体的に表現。厚さ0.4mmの金属板に僅かな高低差を付けることで麻の葉紋様を表現し、光を異なる方向へ反射させ、ダイヤルに深く美しい輝きを生み出す。ダイヤルカラーはフォーマルなシーンにマッチするよう、日本の伝統色の中でもシックな色味の4色を採用した。

各モデルとも、GMT機能が備えられた8振動のメカニカルキャリバー「6R64」を搭載。時針と24時針(GMT針)がそれぞれ別の時刻を示すことで、時差のある2つのタイムゾーンの時刻を表示する。巻上方式は自動巻(手巻つき)、時間精度は平均日差+25秒~−15秒、パワーリザーブは約45時間。裏ぶたはシースルー構造。ケースサイズは42×13.7mm(外径×厚み