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ドンキのPB「情熱価格」刷新。「ダメ出しの殿堂」で安さ→ドンキらしさ
2021年2月24日 18:32
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、2月からドン・キホーテのプライベートブランド(PB)「情熱価格」をリニューアルする。安さばかりを求める商品開発から、客と一緒につくる「ピープルブランド(PB)」への転換を目指す。
情熱価格は、2009年のスタートから12年目で約3,900アイテムを展開。当初は、「こんな機能があったら」「普段使いしたいから、もっとリーズナブルな価格」といった、利用者の声に応える商品を、国内外の優良メーカーと協力して実現するために生まれた。
しかし、「いつしか安さばかりを追い求めた商品開発姿勢になってしまい、気が付けば『ドン・キホーテらしさ(=ワクワク・ドキドキ)』の見られない商品を多く販売していた(同社)」という。
そのためリニューアルに際して、自社完結で開発する「プライベートブランド」ではなく、顧客と一緒に商品をつくる「ピープルブランド」への転換を目指す。
ロゴマークもリニューアルし、ドン・キホーテのロゴの頭文字「ド」と「情熱価格」のロゴを一体とし、強いインパクトとドン・キホーテの看板商品であることを伝えるデザインとした。「『ド』を頭につけることで、度を超えた情熱を持って商品を開発していく意思も表している」という。
また、リニューアルにあわせて「情熱価格」に対する「ダメ出し」を募集する特設サイト「ダメ出しの殿堂」を開設。利用者からの意見を募り、商品開発につなげていく。