猫専用ユニットバス「ネコレット」。大和ハウスの水洗トイレ+猫シャン

大和ハウス工業は、水洗トイレ・シャンプーシンク一体型猫専用ユニットバス「ネコレット」を2月22日(猫の日)に発売する。価格は363,000円で、猫トイレパン単体が195,800円。

ネコレットの下部には、猫がトイレに尿を排泄し、退出後に自動洗浄ができるセンサーを搭載したトイレ「猫トイレパン」を設置。上部は猫のシャンプーに便利な機能がそろった「シャンプーシンク」を用意する。

猫トイレパン

シャンプーシンク

猫トイレパンを設置することで、通常は定期的に交換するペットシートが不要となり、手入れが楽になるため、多頭飼いの悩みを軽減できる。猫の退出後に自動洗浄ができるよう、「標準モード」や「定期洗浄モード」、「手動モード」を切り替えられる洗浄切替スイッチを備えている。さらに、ファンを内蔵した光触媒作用による脱臭器を設置(オプション)し、トイレ空間にこもる臭いを軽減する。

シャンプーシンクは、水を嫌がる猫が飛び出しにくく、ストレスを減らすため、広々とした深型シンク(63×37.5×22cm/幅×奥行×深さ)と、猫の転倒防止用滑り止めゴムマットを採用。シンクは三面を高くし、「猫シャン」時の水跳ねも気にならないという。

シャワーヘッドには、マイクロバブル水栓を搭載。極小の気泡で洗い流せるため、猫の毛穴の汚れまで洗い出せる。あわせて、大型排水口を設け、シャワーの際の抜け毛に配慮。ドライヤーボードと、ドライヤーハンガーを設置し、ハンズフリーでドライヤーを使える。猫のお手入れグッズやトイレの消耗品等を収納できる引き出し収納も完備する。

ネコレットの企画/コンセプトは、アーティストで愛猫家のDREAMS COME TRUE 中村正人氏。販売目標は年間100ユニット。

またダイワハウスの住宅においても、飼い主とペットが共存しやすいプランを用意。ネコレットを採用した猫と暮らす住まいを想定し、飼い主がテレワーク中でも猫の様子がわかるよう、テレワークスペースの横に小窓を設けるとともに、猫の出入りを制限しながらも気配は感じられる半透明の建具を設置するなど、飼い主もペットも安心して生活できる空間を目指す。