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Fitbitスマートウォッチに1週間の健康データ集約機能。Charge4はSpO2対応
2021年2月16日 11:18
フィットビット(Fitbit)は、スマートウォッチFitbit SenseとVersa 3に加え、Versa 2、Inspire 2、Charge 4において、過去1週間の自身のデータをまとめて表示する機能「健康メトリックスダッシュボード」を提供開始した。
ダッシュボードでは、心拍変動、呼吸数、酸素飽和度(SpO2)、皮膚温度の変動などをグラフで表示する。さらに、Fitbitプレミアム会員は、過去1週間だけでなく30日間のデータも確認できるようになる。
またCharge 4は、近日中のアップデートで、手首でSpO2値を取得可能とし、健康メトリックスダッシュボードでSpO2と皮膚温度のデータを確認できるようになる。
健康メトリックスダッシュボードは、Fitbitアプリの「今日」ダッシュボードに新しいタイルとして健康メトリックスを表示。呼吸数(1分間の平均呼吸数)、心拍変動(HRV)、酸素飽和度(SpO2)、皮膚温度の変動、安静時心拍数(RHR)を取得し、時間をかけて追跡することで、長期的に健康を管理し、病気の兆候を把握する。また、Fitbitでは、新型コロナウイルスの症状が現れる前に検出できる可能性があるとし、アルゴリズムの検証作業を行なっていく。
なお、健康メトリックスダッシュボードは、病状の診断や治療、その他の医療目的のためのものではなく、ユーザーが自分の健康状態を管理し、情報を追跡できるようにするためのものとしている。