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ヤマト、SIM内蔵LED電球で高齢者見守り。異常時は配達員が訪問
2021年2月8日 11:58
ヤマト運輸は、LEDとSIMを一体化したIoT電球「HelloLight」による高齢者見守りサービスの提供地域を拡大し、全国(一部離島を除く)で利用者の募集を開始する。現在は多摩市で実証実験を行なっているもので、利用料金は電球1個あたり月額1,078円。
高齢者などの宅内にHelloLightを設置。宅内に設置した電球が一定時間ON/OFFしない場合、利用者が指定した通知先(親族や知人など)や、ヤマト運輸のネコサポサービスセンターへ自動的に異常検知のメールが発信される。
メール受信後、通知先は利用者に連絡をとり、その際に連絡が取れなかった場合は、ネコサポサービスセンターに連絡することで、ヤマト運輸のスタッフが利用者の自宅を訪問。万が一、応答がない場合や異常を感じた場合は、高齢者向けの相談窓口である地域包括支援センターなどに連絡し、状況を通知先に報告する。
専用サイトやヤマト運輸直営店、セールスドライバーから貰える専用の申込用紙で申込み。申込み完了後、ヤマト運輸のスタッフが利用者宅を訪問し、HelloLightの設置および通信環境の確認を行ない、利用開始となる。払い方法はクレジットカード/後払い(コンビニ・郵便局振込用紙払い)。
HelloLightは、LEDとSIMが一体化した世界初のIoT電球。電球1つで点灯状況の通信が可能。LPWA(Low Power Wide Area)に対応し、Wi-Fiは不要。点灯と消灯をチェックし、点灯と消灯の動きがない場合に限り、翌日に指定したメールアドレスに通知する。