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日清、生中華麺商品の賞味期限延長。20日→40日

日清食品チルドは3月より、生中華麺を使用する「日清のラーメン屋さん」、「つけ麺の達人」など全商品の賞味期限を、従来の20日間から40日間に延長する。

独自技術「生めんおいしさ長持ち製法」(特許出願中)によって、生麺の特徴である風味やコシを維持しながら、賞味期限を延長することが可能になったという。これまで一部商品で賞味期限延長を実施していたが、今回対象を全商品に拡大する。

ラインアップは、「行列のできる店のラーメン」、「日清のラーメン屋さん」、「つけ麺の達人」、「頑者 つけ麺 濃厚魚介豚骨 2人前」、「千里眼監修 冷しまぜ麺 2人前」など。

蒸し麺を使用する「日清のチャンポン」などの商品も賞味期限を延長。従来の15日間または20日間から27日間に延長する。蒸し麺を使用する商品ラインアップの約76%の賞味期限が27日間となる。

ラインアップは、「日清の太麺焼そば」、「フライパンひとつで 日清のチャンポン 2人前」、「日清のたらこスパ 2人前」、「日清のソース焼そば 2人前」など。

そのほか、包装工程や包装形態を見直し、プラスチックトレーを廃止する商品を拡大。プラスチックトレーの年間使用量約20%削減を見込む。対象商品は「日清の太麺焼そば」、「風月焼きそば」、「日清のそのまんま麺」。

いずれも2020年9月に開始した、環境に配慮した地球にやさしい商品を積極的に提案する「おいしいeco麺」プロジェクトの一環。プロジェクトでは「賞味期限延長」「エコ包装」「エコ調理」の3つに取り組んでおり、対象となる商品のパッケージにはおいしいeco麺マークが入っている。また今回の延長対象追加により、日清食品チルドが販売する商品ラインアップの約80%で賞味期限延長を実現する。