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中野サンプラザエリア再開発。「NAKANOサンプラザシティ」に
2021年2月1日 14:04
東京都中野区は、中野区役所および中野サンプラザを含む中野駅新北口駅前エリアの拠点施設整備の施行予定者を発表。「NAKANOサンプラザ」とシンボルタワーを整備し、敷地全体を「NAKANOサンプラザシティ」として構成する、野村不動産が代表事業者の提案内容を候補として、3月予定の基本協定締結をもって正式に決定する。
代表事業者は野村不動産、施行予定者は東急不動産、住友商事、ヒューリック、東日本旅客鉄道、協力事業者は清水建設、日本郵政不動産等9社。計画では、NAKANOサンプラザシティとして、NAKANOサンプラザ、シンボルタワー、スカイデッキなどを整備する。
NAKANOサンプラザは、最大7,000人収容の大ホールと、ライフスタイルホテル、エリアマネジメント施設等を整備。エリアマネジメント施設は、現中野サンプラザの機能を継承しつつ、新たな交流機能を加えるとしている。
シンボルタワーには、オフィス、レジデンス、商業を配置。商業は駅ビルと一体的に運営を行なうことによる、来街者のまちへの回遊性向上を図る。
スカイデッキは2階レベルで、南北自由通路から周辺地区へとつなぐ。またスカイデッキの交差点を「文化の交差点」と位置付け、中野の文化の集積・発信を行なう場とする。
また「サンプラザの森」や屋上広場を整備するなど、まちをつなぐ緑のネットワークを形成。デザインについては、中野サンプラザの形態、ランドマーク性を継承する。
中野駅新北口駅前エリアでは、2028年度末の拠点施設竣工、2029年度の街区再編および新北口駅前広場完成を目指す。区役所は現在の場所の北側のエリアに新庁舎を整備。2024年度の移転を予定する。