Suica、3月から時差通勤でポイント付与。JR東日本

JR東日本は、JRE POINTの新サービスとして、Suica定期券が対象の「オフピークポイントサービス」を3月15日から、定期券以外のSuicaも含め対象の「リピートポイントサービス」を3月1日から開始する。

オフピークポイント(左)とリピートポイント(右)のイメージ

時差通勤を応援する「オフピークポイントサービス」

オフピークポイントサービスは、Suica通勤定期券利用者に向けた、時差通勤を応援するポイントサービス。JRE POINTに登録したSuica通勤定期券による、平日朝のピーク時間帯の前後の時間帯の、対象エリアの駅での入場に対してポイントを還元する。出場も対象エリア内である必要がある。

オフピークポイントサービス 対象エリア

ポイント還元対象時間帯は、ピーク時間帯1時間半の前後1時間。前1時間の「早起き時間帯」では15ポイント、後1時間の「ゆったり時間帯」では20ポイントを還元する。同日に複数回利用した場合も、還元は1回分のみ。ポイント還元対象時間帯は駅によって異なり、専用サイトや駅のポスター等で確認できる。

山手線のポイント還元対象時間帯

ポイント還元時期については、利用2カ月分ごとに各時間帯における定期券の利用状況を集計し、集計の翌月にまとめてポイントを還元する。

ポイント還元時期

参加にはエントリーが必要。Suica通勤定期券をJRE POINTに登録した上で、オフピークポイントサービス専用サイトからエントリーする。

オフピークポイントサービスの実施期間は3月15日から2022年3月31日まで。FREX定期券、通学定期券、グリーン定期券は対象外。

同一運賃区間10回乗車でポイント「リピートポイントサービス」

リピートポイントサービスは、Suicaのチャージ残高で回数券のように繰り返し在来線を利用すると、JRE POINTが還元されるサービス。対象エリアは、JR東日本の在来線すべてのSuicaエリア。

同一運賃区間を同一月内に10回利用で運賃1回分相当のJRE POINTを還元。月11回以上の利用で、1回ごとに運賃の10％相当のJRE POINTを還元する。同一運賃であることが条件で、東京～赤羽(IC運賃220円)と東京～蒲田(同220円)など、乗車区間が異なる場合も対象となる。

そのほかJRE POINTを活用した新たなサービスとして、2021年春以降、エキナカを中心に展開しているシェアオフィスサービス「STATION WORK」をJRE POINTで利用可能とする。STATION WORKは、2023年までに1,000カ所に拡大することを計画している。