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ORIENT STAR、70時間パワーリザーブを実現した「スケルトン」
2021年1月28日 08:00
エプソンは、「ORIENT STAR」70周年を記念して、クラシックコレクションの最上位となる「スケルトン」2モデルを3月18日に発売する。価格は各319,000円。
ORIENT STARは1951年に誕生。記念モデルでは、伝統的なスケルトンのデザインと先端技術を駆使した新開発ムーブメントを融合させた。
最新46系F8ムーブメントの自社製キャリバーF8B62とF8B63は、現行モデルのパワーリザーブを50時間から70時間に延ばし、実用性が向上。軽量化と加工精度を向上させたシリコン製がんぎ車を新たに搭載し、脱進機のエネルギー伝達効率を改善することで70時間持続を実現した。
シリコン製がんぎ車は、バネ性を持たせた独自の構造が特徴で、ナノメートル単位の膜厚コントロールで光の反射率を調整して鮮やかなブルーを実現。ムーブメントは、9時側ムーブメントパーツを二つの尾を持つ彗星をモチーフにした抜き形状にデザインし、がん車とともにオリエントスターの宇宙観を表現している。
また、ダイヤル側には渦模様、ケースバック側には波模様という表と裏で異なる切削加工が施されている。
ラインアップは、シャンパン色ダイヤルにゴールド色ムーブメント(品番：RK-AZ0001S)とホワイトダイヤルにシルバー色ムーブメント(品番：RK-AZ0002S)の2種類。
ムーブメントは、「RK-AZ0001S」がF8B62、「RK-AZ0002S」がF8B63。ともに手巻き。
両モデルともに、ケース素材はステンレススチール(SUS316L)。ケースサイズは46×38.8×10.6mm(縦×横×厚さ)。ガラスは表が両球面サファイアクリスタル(SARコーティング)、裏がサファイアクリスタル。バンドは本ワニ皮革で、プッシュ三つ折式(中留)、幅20mm。時間精度は、日差+15秒から-5秒。日常生活用強化防水(5気圧)。