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自分のスマホで部屋を選んでチェックイン。東急ステイ

東急リゾーツ&ステイは、滞在型ホテル「東急ステイ」の一部店舗で、ゲストがチェックイン、ルームアサイン(部屋選択)、チェックアウトを自身のスマートフォン上で行なえる非接触型アプリを試験導入する。導入店舗は「東急ステイ高輪」。

東急ステイ公式サイト上でアプリを取得し、公式サイトで販売している専用宿泊プラン予約が対象。宿泊日当日にアプリを起動し、対象の予約を検索。部屋の選択、事前チェックインをスマートフォンで操作できる。

ホテル到着後はアプリに表示されるQRコードをフロントの専用端末にかざし、カードキーを発行して客室へ入室する。チェックアウトも客室からアプリで行なえ、ルームキーを客室に残したまま、フロントに立ち寄ることなく出発できる。

これにより、フロントでの手続や順番待ちすることなく利用でき、利便性が向上するほか、人との接触機会も減らせることで、感染防止対策としての効果も見込んでいる。

タップが開発した非接触型ソリューションであるスマートPMS「tapアプリ」活用。今後は、レストランモバイルオーダー、大浴場やパブリックスペースの混雑状況、AIを用いた多言語対応のチャットボット、周辺観光施設との相互連携、タクシー配車などの交通インフラと繋がるサービスなど「旅の総合アプリ」として機能を拡張する予定。

試験導入される「東急ステイ高輪」の住所は東京都港区高輪2-16-29。都営浅草線・京急本線泉岳寺駅まで徒歩1分。JR高輪ゲートウェイ駅までは徒歩5分。