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Showcase Gig、グローリーと資本提携。モバイルオーダー連動KIOSK開発
2021年1月19日 18:08
Showcase Gigは、券売機やKIOSK端末、つり銭機などの開発を手がけるグローリーと資本業務提携を実施。モバイルオーダーと連動した飲食店向け無人注文決済端末(KIOSK)などの開発を行なう。
提携により、ショーケース・ギグの提供サービスとグローリーの製品を連携させた店舗DXを推進し、飲⾷店の経営課題に応える顧客分析や店舗分析等のサービス提供を促進。ハードウェア製品では、共同DMPの構築により、集客・創客に繋がるソリューションサービスの提供を目指す。
具体的には、飲食店のフルデジタル化に向け、各種ハードウェアの供給体制を構築。
共同開発するKIOSK端末は、ローカルネットワークでの動作を基本とする従来の券売機と異なり、モバイルオーダーや店内の各種端末と共通プラットフォーム活用を前提とした店頭の無人注文端末。ネットとの相互接続によって、メニューや注文内容といった情報を一元管理可能になる。また、初回来店時の客や、モバイルオーダーに抵抗のあるシニアでも直感的な操作が可能なUI/UX設計を行ない、既存のレジを置き換える存在を目指す。
ネットで注文し、非対面で商品を受け取れる「BOPIS」を推進するため、ピックアップロッカーも開発。「完全非接触」という衛生上の問題だけでなく、人手不足により対面での受け渡しに店舗スタッフを配置できないケースに対応。生活導線上で注文商品をピックアップ出来る受け渡し体制の構築を目指す。
資本業務提携によりグローリーは、Showcase Gigから10億円の第三者割当増資の引受、およびショーケース・ギグ既存株主から株式譲受を実施。これによりShowcase Gigの累計資金調達額は約50億円となった。
また、Showcase Gigが提供する「O:derプラットフォーム」について、「モバイルオーダープラットフォーム」から「次世代店舗創出プラットフォーム」へとサービスの立ち位置を再定義したことに伴い、各種プロダクトロゴデザインを刷新した。合わせて、店内向けモバイル・テーブルオーダーサービス「SelfU」のプロダクト名称を「O:der Table」に変更した。