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「引越しは3月、4月を避けて」 国交省が呼びかけ

国土交通省は、3月から4月のピーク時期の引越しを避けるなどの引越時期の分散への協力を呼び掛けている。引越サービス利用者にもメリットがあるとし、「コストを抑えることができた」等の声を紹介している。

例年、引越事業においては、3月から4月にかけて依頼が集中していることから、国交省では引越時期の分散に向けて、2020年から経済団体等を通じ、利用者に対して呼びかけを行なっている。

引越サービス利用者にとっても、引越時期の分散によるメリットがあるとし、2020年に最繁忙期を避けた利用者の「3月末の土日の引越しと比べて、引越代金が安くなった」、「会社の従業員の引越しに係るコストを抑えることができた」、「3月の最終週から引越時期をずらすことで、予約が取りやすくなった」といった声を紹介している。

国交省では引越時期の分散に向けて、新たに以下のような取り組みを実施する。

  • 経済団体等への要請:経済団体を通じて、民間企業の異動時期分散化の検討要請
  • 国土交通省職員の異動:4月期の人事異動に伴う引越しを行なう職員のいわゆる「赴任期間」の活用
  • その他:全国の地方運輸局における引越しのトラブル等に関する情報提供窓口の設置