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パナソニック、受取用冷凍・冷蔵ロッカー。ネットスーパー・テイクアウトに

パナソニック産機システムズは、業界初となる、冷凍温度帯にも対応した「受け取り用冷凍・冷蔵ロッカー」の受注販売を、1月12日より開始する。ネットスーパーや飲食店のテイクアウトなどでの利用を想定している。

受け取り用冷凍・冷蔵ロッカーは、冷凍・冷蔵・常温の3温度帯に対応。従来の一般的な受け取り用ロッカーでは利用できなかった要冷凍・要冷蔵の食品に利用できる。

システムは、制御ユニットと冷凍ロッカーユニット・冷蔵ロッカーユニット(冷蔵・常温)を組み合わせるユニット式。制御ユニット1台に対し、ロッカーユニットは最小1台から最大20台まで連結ができ、シチュエーションに応じた冷凍・冷蔵・常温の組み合わせが可能となっている。設定可能な温度帯は、冷蔵ロッカーユニットが庫内温度2~23℃、冷凍ロッカーユニットが同-25~-15℃。

制御ユニット

屋外への設置にも対応。遠隔監視も可能で、専用クラウドサービスでロッカーの利用状況(空き状況や利用頻度など)や機器の状態(温度異常や扉開閉異常など)を監視できる。解錠などの遠隔制御も可能。また、入出庫や庫内温度の履歴の確認もできる。

サイズは、冷蔵ロッカーユニット「SBR-A5R683-P(T)」、冷凍ロッカーユニット「SBR-A5F683-P(T)」ともに、外形620×833×2,221mm(幅×奥行×高さ)、内形340×425×250mm(同)で、部屋数は5部屋。1部屋の内容積は36L。

制御ユニットのサイズは302×844×2,221mm(幅×奥行×高さ)。屋内用「SBR-AMC383(-T)」と屋外用「SBR-AMC383-P」をラインアップする。屋外用の発売は3月予定。