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日本交通、タクシー全1600台に「新型飛沫防止シールド」

飛沫防止シールドと高効率空気清浄機

日本交通は、直営事業所のタクシー車両約1,600台全車に新型の飛沫防止シールドを導入する。また、東京ハイヤー・タクシー協会が試験運行中の「ニューノーマルタクシー」の導入を推進していくものとし、新型飛沫防止シールドと高効率空気清浄機を先行装備したタクシー車両100台を、2021年1月より運行開始した。

今回導入する新型の飛沫防止シールドは、三和交通が開発した「防犯衛生シールド」。日本交通は従来のセパレートカーテンに代わり直営事業所のタクシー車両1,663台全車に順次取り付ける。'21年春頃を目標に装備を完了する予定。

新型の飛沫防止シールド
従来のセパレートカーテン
天井部に設置された高効率空気清浄機

車内天井部に設置された高効率空気清浄機は、微粒子(0.3μm)を99%以上回収できるフィルタを採用。日本交通では100台のタクシーに先行設置し、今後全車へ拡大する。新型飛沫防止シールドと高効率空気清浄機の設置を通じて「新しい生活様式」に適合した、一層安全・安心な車内環境の提供を目指す。

東京ハイヤー・タクシー協会は、新型コロナウイルス感染防止対策を強化したコンセプトカー「ニューノーマルタクシー」の試験運行を2020年10月12日より開始。日本交通も1台を改造し試験運行に協力している。