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2021年も“東京オリンピック”で変則的な祝日。7月は4連休、10月はゼロ
2021年1月1日 09:00
2021年は昨年に続き、特別な祝日事情となる年だ。開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックが延期されたことをうけ、昨年同様、7月、8月に連休が追加されることになる。政府からの発表が11月末だったことから、2020年末に発売された紙ベースのカレンダーでは最新の祝日情報が反映されていないものが多いので、大型連休を中心に今年の祝日事情を確認していきたい。
ゴールデンウィークは5連休
2021年のゴールデンウィークは、29日(木)が「昭和の日」、5月3日(月)が「憲法記念日」、5月4日(火)が「みどりの日」、5月5日(水)が「こどもの日」という構成。基本的に5連休、4月30日(金)を休みにすれば7連休とすることも可能だ。
今年もオリンピックで7月は4連休。10月は祝日無し
昨年はオリンピックの開催に合わせて特別な祝日構成となっていたが、日付こそ違うが2021年もほぼ同じ構成の祝日となる。開会式が行なわれる7月は、7月22日(木)、23日(金)が祝日となり、4連休に。閉会式が行なわれる8月は、8日(日)が祝日となり、9日(月)はその振替休日で3連休となる。
いずれもオリンピックの開会式(7月23日)と閉会式(8月8日)の前後を連休として都内の混雑緩和を図るのが狙い。2020年限定の特別措置だったがオリンピックの延期にともなって2021年も同様に実施されることになった。正式発表されたのが11月末日だったため、2020年末発売の2021年カレンダーでは祝日表示が異なる可能性があるため注意が必要。
7月の連休は、7月22日が「海の日」、7月23日が「スポーツの日」となる。海の日は本来、7月の第三月曜日だが、木曜日に移動。スポーツの日は、10月の「体育の日」の名前をオリンピックに合わせて改名したもの。本来10月の第二月曜日である体育の日を7月24日に移動している。
このため、2021年も10月は祝日が無くなる。ただし2022年以降は本来の10月第二月曜日に戻る予定だ。
8月は、本来11日の「山の日」を8日(日)に移動し、9日(月)を振替休日とすることで、閉会式に対応する。