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JR東日本と西武HDが連携。新しい働き方推進や沿線活性化で協力
2020年12月23日 17:20
東日本旅客鉄道(JR東日本)と西武ホールディングスは、包括的な連携を行ない、新たなライフスタイルの創造と地方創生につなげる取り組みを実施する。
具体的には、「新しい働き方・暮らし方の提案」、「まちづくりに向けた長期的な連携」、「沿線活性化に向けた連携」の3つを軸として取り組む。
新しい働き方・暮らし方の提案では、法人の客に対し、ボランティア活動を取り入れたワーケーションや研修プランなどを提案する。また、プリンスホテルでの宿泊やJR東日本の新幹線往復チケット、レンタカーがセットになった移住トライアルプランを提供する。
付加価値商品としてJR東日本の新幹線のプライベート空間「グランクラス」とプリンスホテルの客室を組み合わせたラグジュアリー志向の旅行プランを造成するほか、JR東日本のシェアオフィス「STATION WORK」を拡大し、西武鉄道沿線駅に完全個室空間「STATION BOOTH」を展開する。
まちづくりに向けた長期的な連携では、ポストコロナ社会を見据え、場所や時間にとらわれない働き方や暮らしをサポートするMaaSを活用したモビリティサービスの実現を目指す。
両社の駅や、それぞれの事業エリアが結節・近接する拠点におけるまちづくりにおいて、駅やまちの活性化や価値の最大化を目指し、これまで単独では解決が難しかった取り組みを両社の連携により、新たな実現可能性を検討する。
沿線活性化に向けた連携では、SDGsや地方創生などをテーマとしたオープンイノベーション推進を実施する。フードロス削減や傘のシェアリング、「プリンス スマート イン」への非対面オーダー決済端末の導入といった取り組みを行なう。そのほか、イベント共催、品川駅と品川プリンスホテルの連携、グローバル MICE による地方創生などを進める。