ニュース

「えんとつ町のプペル」デザインの傘を70円で使える。アイカサ

プペル傘(試作品)

傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営するNature Innovation Groupは、絵本作家でお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さん原作の「えんとつ町のプペル」をデザインしたオリジナル傘を作成。プペル柄アイカサの運用を、12月25日の「映画 えんとつ町のプペル」公開に合わせて、東京と岡山で開始する。

アイカサは、設置されたレンタルスポットの傘を借りられ、借りた場所とは別のレンタルスポットで返却可能な、傘のシェアリングサービス。利用料金は1日(24時間)70円で、6日目以降から月末まで420円で使い放題となるほか、月額280円の使い放題プランも用意している。

えんとつ町のプペルは、西野亮廣さんが絵・文・監督をつとめる、55万部を超えるヒットとなった絵本。絵本の中身はWeb上でも無料公開している。12月25日からは、映画 えんとつ町のプペルが全国で公開される。

いつも厚い煙に覆われ、空を知らないえんとつ町。煙の向こうに“星”があるなんて誰も信じていなかった。

えんとつ掃除屋の少年ルビッチは、父の教えを守りいつも空を見上げ、星を信じ続けていた。そして、みんなに笑われひとりぼっちになってしまった彼の前に、ゴミから生まれたゴミ人間プペルが突然現れる。

これは、二人が巻き起こす、“信じる勇気”の物語。

<絵本「えんとつ町のプペル」あらすじ>

傘のデザインは、ベースは黒地で、2面にえんとつ町のプペルのワンシーンが描かれており、外側からも内側からも見えるようになっている。また内側には、「信じ抜くんだ、たとえひとりになっても」というメッセージが記されている。なお、試作品(写真)と実運用するプペル傘では、ネーム(バンド)部分のデザインが異なる。

プペル傘(試作品)
プペル傘(試作品)を内側から
内側に記されたメッセージ(試作品)
プペル傘(実運用デザイン)

運用エリアは、渋谷を中心とした東京と、新システムのアイカサの運用を開始する岡山。アイカサは借りた場所とは別のスポットに返却ができることから、運用エリアとは別の場所で借りられる場合もある。

プペル傘(試作品)
設置されている際のスポットイメージ

今回の取り組みは、西野亮廣さんの「雨の日をもっと楽しくしたい」という思いと、アイカサの「雨の日をハッピーに」という思いが共通したことから実施。また、アイカサは渋谷発のサービスで、ビニール傘が使い捨てられるというゴミ問題の解決をミッションに掲げている。絵本のモデルの地も渋谷であり、ゴミ人間やプペルの頭が傘のゴミからできているなど共通点が多いとしている。

今回のコラボを記念して、一定期間内のアイカサでの売り上げの一部で、保育園や幼稚園へ、絵本 えんとつ町のプペルの寄贈活動を行なう。

また、12月28日から1月10日までの期間、渋谷モディ1階で、プペルの傘などが体験利用できるアイカサ展示会を開催する。

展示会イメージ図