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金融アプリ「Revolut」、10円からの金・銀取引に対応
2020年12月23日 13:21
金融アプリの「Revolut」は23日、日本での金・銀の取引サービスを開始した。10円単位での金・銀の売買が可能となる。
Revolut(レボリュート)は、NFCタッチ決済対応のVisaデビットカード(プラスチックカード・バーチャルカード)による支払いのほか、手数料不要で有利なレートの為替両替・送金、予算管理、貯金などの機能を備えた金融アプリ。英国を拠点とし、全世界で1,300万以上のユーザーが利用している。
金・銀は、Revolutアプリ内の[商品]タブで10円から取引可能で、売買価格はRevolutが契約する金融機関を通じ、リアルタイムのマーケットデータを用いる。Revolutユーザーが購入する金・銀は、Revolutが金融機関を通じて購入・保有する現物の金・銀を裏付けとするが、現物の金・銀を渡すことはない。金・銀は、アプリ上で自身の決めた時に売却できる。手数料はスタンダード会員が1.5%、プレミアム会員が0.25%。
また、Revolutアプリ上で保有する金・銀を、別のRevolutユーザーに送ることも可能。メッセージやアニメーションGIFを添えて金・銀を送れる。アプリには自動交換機能も備えており、指定した価格に達した時のみ、自動で売買するように設定を行なえる。
Revolutでは、今後も機能強化を予定しており、暗号資産や株式の取り扱いも検討。子どものお金を管理などに使える「Revolutジュニア」も計画している。
日本では10月からサービス開始したRevolutだが、海外送金や個人間送金は「想定通り少ない」とのこと。一方、日本の特徴として、店舗での日々のカード利用が多く、決済に想定以上に使われているという。そのため要望の多いMetalサービス(メタルカードを付与する上位プラン)を2021年に開始予定としている。