JR東日本アプリ、「リアルタイム経路検索」で京王・小田急・JR西と連携

JR東日本はJR東日本アプリの、同社管内の各路線および一部の直通区間の列車の遅れを反映した経路検索「リアルタイム経路検索」において、京王電鉄、小田急電鉄、JR西日本と連携し、対象範囲を拡大する。私鉄2社は2021年1月、JR西日本は2020年度内に開始予定。

リアルタイム経路検索は、交通機関に遅れが発生した際、その遅れを加味した検索結果を表示する機能。JR東日本管内の主要在来線や新幹線を対象に、1月より実証実験を行なっている。利用する際は、JR東日本アプリの「経路設定」において、リアルタイム検索を「オン」にする。

京王電鉄および小田急電鉄との連携は、2020年度の東京都MaaS実証実験に合わせて開始予定。京王線、井の頭線および小田急線全線のリアルタイム運行データが対象となる。JR西日本との連携については詳細未定。

JR東日本は、今後も各交通事業者と連携を拡大し、グループ経営ビジョン「変革2027」で掲げた「シームレスな移動」の実現を目指す。