ニュース

東急線20年ぶり新駅は「新綱島駅」。東急新横浜線'22年度下期開業

東急は、新横浜線 綱島地区に開業する新駅の名称を「新綱島」駅に決定した。新綱島駅は、横浜市港北区綱島東一丁目に新設され、東急線の新駅開業は約20年ぶりとなる。

東急新横浜線の新駅。相鉄・東急直通線は、東急線日吉駅から相鉄・JR直通線羽沢横浜国大駅間に約10.0kmの連絡線を新設する計画で、相鉄・JR直通線の一部を活用して東急線と相鉄線との相互直通運転を行なう。このうち、東急の営業区間の日吉駅~新横浜駅が「東急新横浜線」、相模鉄道株の営業区間の新横浜駅~西谷駅が「相鉄新横浜線」として2022年度下期に開業予定。

「新綱島駅」の名称は、夏に行なった駅名募集(1,898件の応募)から決定。応募数も1位で、「新しい駅の新規性を分かりやすく表現する」として名称決定。「綱島駅の東側にできる新しい駅・路線の新規性や将来性、新幹線アクセス拠点である新横浜駅との親和性や、綱島地区の新たな玄関口として、街全体のさらなる発展への期待を込めた」としている。

なお、新綱島駅以外の候補は、2位「綱島温泉」、3位「東綱島」、4位「綱島東」、5位「大綱橋」、6位「綱島街道」、7位「綱島リバーサイド」、8位「鶴見川」、9位「港北綱島」、10位「綱島桃園」。

新綱島駅の所在地は、神奈川県横浜市港北区綱島東一丁目。駅構造は島式1面2線、駅設備は改札口1カ所、エレベーター2基、エスカレーター13基、上下線ホームドア。

新線の開業により、神奈川県央部や横浜市西部と東京都心部が直結され、首都圏の広域的な鉄道ネットワークを形成。東急線から新幹線へのアクセス向上も図る。