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DNP、空中の映像を触るように操作できるディスプレイ

大日本印刷とMIRAIBARは共同で、空中に浮かび上がって見える高輝度・高精細な映像に、触っているかのように操作できる「空中ディスプレイ入力端末」を2021年3月に発売する。

内部モニターに映した動画や静止画を特殊プレート越しに反射させ、空中に浮かび上がるように映像を表示。センサーと組み合わせることで、空中の映像を指で触っているような感覚でタッチレス操作できる。

一般的なノートPCの平均値200cdに相当する、視認性の高い表示を実現。赤外線タッチパネルセンサーにより、非接触ながら通常のタッチパネルと同じような操作が可能。映像を空中に浮かすことで訴求力を高め、先進的なコンテンツ表現を可能にするという。

画面サイズは200×200mm。価格は1台80万円から。

2020年10月より銀座にある資生堂の旗艦店「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」で先行導入。スキンケア商品「アルティミューン」の売場に、新型コロナウイルス感染防止対策の一環として2台を導入している。

両社は今後、演出効果や実用性の高いコンテンツと筐体の企画・開発などを進め、店舗を保有するメーカー・金融機関などに提供。2023年度に10億円の売上を目指す。