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京急と京成、終電繰り上げ。最大30分
2020年11月27日 19:06
京浜急行電鉄(京急電鉄)と京成電鉄は27日、2021年春のダイヤ改正において、終電時刻を繰り上げることを発表した。これまでもJR東日本や首都圏の私鉄各社から、終電時刻の繰り上げが発表されている。
京急電鉄の終電時刻繰り上げ対象路線は、大師線を除く京急各線。15~30分程度の繰り上げとなる。あわせて混雑防止のため、終電前の列車の増発を実施する。増発は、泉岳寺から神奈川新町まで等の対象区間で、24時頃に各1本。
京成電鉄の終電時刻繰り上げ対象路線は、京成本線の一部区間。10~20分程度の繰り上げとなる。あわせて京成電鉄では、始発列車時刻を5~10分程度繰り下げる。
両社とも終電時刻繰り上げの理由について、コロナ禍における深夜時間帯の利用状況の変化、および夜間における保守作業時間の確保、鉄道係員の労働環境の改善を挙げる。ダイヤの見直しを通じて、安全・安心な輸送サービスの提供につなげるとしている。