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aiboが玄関にお出迎え。aiboのアプリを個人・企業が提供

ソニーは、aiboで企業や個人などが開発した連携アプリケーションを利用可能にする「aibo連携アプリ」によるサービスを開始した。

ソニーは2019年11月から開発者を対象としたaiboのソフトウェアAPIを公開し、aiboを活用したアプリケーションの開発環境を提供してきた。今回のサービスにより、開発されたアプリケーションをaiboの全オーナーが利用できるようになる。

aibo連携アプリは、インターネットを介してaiboと様々なサービスや機器をつなげることで、aiboのできることを増やせるアプリケーション。例えば、aiboをモバイルアプリやWebサービスなどと連携させることにより、今日の天気をaiboがふるまいで教えてくれるアプリケーションも開発できる。

連携アプリの公開ページ「連携アプリ一覧」は、すべてのオーナーが閲覧・利用が可能。これにより家電などのIoT機器をはじめ、様々な機器やサービスとの連携を、プログラミング等の専門知識がなくても簡単に体験できる場を提供する。

また、1月30日からサービスを開始しているセコムに加え、新たにクラリオンのアプリを連携。カーナビで家に居るaiboに「aibo、お出迎えして」と話しかけると、aiboが玄関までお出迎えしてくれる(Intelligent VOICEが利用可能なクラリオン製カーナビゲーションが必要)。

同時に、事業者を対象としたaibo連携アプリのオフィシャルパートナーも募集開始するほか、全国の高校生による連携アプリの企画、開発体験イベント「aiboが高校にやってくる」も開催し、連携アプリの拡充を推進する。

イベントは12月17日に開催。ソニー教育財団主催の高校生向けエンジニア体験イベントで、優秀作品は、連携アプリの公開ページで公開される。