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ヤマト、スーパーやドラッグストアでEC商品を受取り可能に
2020年11月19日 12:03
ヤマトホールディングスとヤマト運輸は、ヤマト運輸と契約した特定のECサイトで購入したEC商品を、スーパーやドラッグストアなどで受け取れるサービスを11月24日発送分(11月25日受け取り分)から開始する。まず約600店舗から開始し、順次拡大する。
Doddle Parcel Servicesの「Click & Collectシステム」を導入して実現するもの。ECサイトで購入した商品を、スーパーやドラッグストアなど、生活スタイルに合わせた場所で受け取ることが可能。店舗では二次元バーコードを提示して商品を受け取る。店舗により割引クーポンも取得可能。
利用可能な店舗は、関東を中心に展開する「マルイ」「モディ」や、全国展開するファッション専門店「はるやま」「フォーエル」、中国地方を中心に展開するスーパーマーケット「天満屋ストア」、福岡県を中心に調剤薬局やドラッグストアを展開している「大賀薬局」、その他ホームセンターなど、全国の約600店舗。
受り取り店舗側のメリットとしては、新たなシステム投資の必要がなく専用端末を置くだけで導入が可能。受け渡した荷物の個数に応じて手数料収入がある。自店舗の割引クーポンを発行でき、荷物を受け取りに来た利用者のついで買いや、新規顧客の集客効果が期待できる。Doddleの調査によると、利用客の約7割が受け取り店舗で買い物をしているという。
利用方法は、ECサイトで商品を購入後、ヤマト運輸から届くメールのURLから受け取り店舗を選択。商品が店舗に到着すると二次元バーコードが添付された納品完了メールが届くので、店舗に行ってバーコードを提示して商品を受け取る。メールの受け取り時に、一部店舗では割引クーポンも発行される。