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エース、「靴を脱ぐ文化」対応スーツケースなど’21年新モデル
2020年11月18日 08:15
エースは、2021年春夏モデルのスーツケースなどを関係者向けに公開した。国内旅行向けの新しいコンセプトのスーツケースなどをラインアップする。
同日、ビジネス向けリュックの2021年春夏モデルも公開しており、これらについては別の記事にて紹介している。
エース、自転車通勤リュックなどwithコロナ'21春夏モデル
スーツケースの'21年春夏モデルで特徴的なものは、インナーバッグ付きスーツケース「クリーディエ」と、コインロッカーに入るスーツケース「ロカベル」。
クリーディエは衛生面に考慮したモデルで、野外で地面を転がしたスーツケースを室内に持ち込まなくても良いよう、スーツケース本体を入口付近に置いて、中身だけ室内に持ち込めるインナーバッグを付属している。
日本人の場合はホテル等の室内では靴を脱ぎ、裸足で活動するケースが多いことから、「靴を脱ぐ文化」に対応した国内旅行向けモデルとして販売する。荷物の出し入れ時にもスーツケースを横に倒さなくても良いようトップオープン式を採用しており、この点でも衛生面に配慮している。サイズは26Lと36Lの2サイズ展開で、価格は23,000円と25,000円。発売は2021年3月中旬。
ロカベルは、スーツケースをロッカーに預け、チェックイン前の早い時間から密を避けて観光するといった旅行スタイルに対応する製品。最近では高さ326mmの「5段サイズ」のコインロッカーが増えているものの、地方などではまだ高さ257mmの「6段サイズ」ロッカーも多いことから、幅広いコインロッカーに対応するサイズのスーツケースとして発売する。
ファスナーを開けることで容量を拡張できるエキスパンダブル機能を搭載。拡張しても5段コインロッカーに収納できる。サイズは21/26L、26/33Lの2サイズ展開で、価格は19,000円と21,000円。発売は2021年3月中旬。
プロテカからは、密を避けながらの車での旅のニーズに対応した、トランクに積みやすい設計の「360T」シリーズ新モデルを発売する。76×44×37cm(高さ×幅×奥行)という、幅が通常よりも小さめで、奥行きが大きめな点が特徴で、車のトランクに入れやすいサイジングと大容量を両立したという。また、アウトドア用品なども収納しやすいとしている。サイズは97Lで、価格は80,000円。発売は2021年3月下旬。
また、新型コロナウィルス感染拡大に伴い、今まで以上に衛生面を重要視されるようになったことを受け、ハンドルやキャスター、内装生地に抗菌・抗ウイルス性能を備えた「バーテクト」機能を搭載した「MAXPASS 3 LTD」、「STARIA CX 1st Edition」を発売する。
バーテクトの性能は、専門機関/SIAA(抗菌製品技術評議会)が定めた基準を満たしているとしており、安心・安全な旅につながるとしている。MAXPASS 3 LTDのサイズは40Lで、価格は67,000円。発売は2021年2月上旬。STARIA CX 1st Editionのサイズは22L、37L、53Lの3サイズ展開で、価格は49,000円から54,000円。発売は2021年1月下旬。
「ace.」ブランドからも、抗菌効果パーツおよび内装生地を採用した「パリセイド 3-Z」を、4月上旬に発売する。サイズは21Lから74Lまで5サイズを取りそろえ、価格は21,000円から28,000円。
プロテカのハードタイプで最軽量の「エアロフレックス」からは、キャスターストッパーを搭載した「エアロフレックス DX」を発売する。サイズは33L、67L、91Lの3サイズ展開で、価格は68,000円、78,000円、83,000円。発売は2021年4月上旬。
そのほかソフトキャリー最軽量モデルとなる「エセリア」も、2021年4月上旬に発売予定。サイズは18L、24L、29Lの3サイズ展開で、価格は32,000円、34,000円、37,000円。