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ローソン、「スマリボックス」を愛知展開。セルフで発送・返品

ローソンは、非対面型の荷物発送サービス「スマリ」の専用ボックス「スマリボックス」を、11月19日より愛知県内の249店舗で導入する。中部地区では初。

スマリボックスでは、対象となるEC商品やレンタルサービスの返品・返却を受け付けるサービスと、オークションサイトやフリマアプリの出品商品を発送するサービス「e発送サービス」の、2つの荷物を取り扱う。

ローソンは2019年4月より、返品・返却を受け付けるスマリサービスを都内の一部店舗で開始。2019年10月からはスマリボックスでの、e発送サービスの取り扱いを開始した。現在は首都圏と近畿地区の約2,500店舗で展開している。

スマリボックスによる荷物発送サービスは、利用者がセルフ形式で作業を行なうため、レジでの対面の受付作業などは発生しない。利用時は、スマリボックスを操作することにより発行される送り状を荷物に貼り、スマリボックスに投函する。

利用者は伝票の記入、レジ待ちや複数枚の伝票の貼り付け作業を、店舗は荷物の保管場所や従業員のオペレーションを削減できるとしている。

また、コロナの影響による在宅時間の増加に伴い、オークションサイトやフリマアプリなど個人間の取引が拡大し、ローソンでのe発送サービスの1店舗平均取扱件数が、3月から9月の期間、昨年同月対比で約8割伸長したという。

e発送サービスの運営事業者は日本郵便。取扱サイトは「ヤフオク!」、「モバオク」、「メルカリ」、「ラクマ」、「PayPayフリマ」。なおe発送サービスでは「BUYMA」も取扱対象だが、郵便局でのみ発送可能。取扱発送サービスは、「ゆうパケット」、「ゆうパケットプラス」。

EC返品の取扱サービスは、「airCloset」、「SHOPLIST.com by CROOZ」、「ARTIDA OUD」、「集英社 HAPPY PLUS STORE」、「ミドリ安全.com」、「Excel Feed」、「LICONDO.jp」。

スマリサービスの流れ