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JR東日本、「タッチでGo!新幹線」エリア拡大。盛岡や秋田、新潟まで
2020年11月12日 15:16
JR東日本は、Suicaなどの交通系ICカードの入金(チャージ)残額で新幹線の普通車自由席を利用できる「タッチでGo!新幹線」のサービスエリアを拡大する。東北新幹線の那須塩原~盛岡や上越新幹線の上毛高原~新潟間などでも、2021年春のダイヤ改正日より利用可能になる。
従来は、東京を起点とし、東北新幹線が那須塩原まで、上越新幹線は上毛高原まで、北陸新幹線は安中榛名までの対応となっていたが、大幅にエリアを拡大する。
新たな対応エリアは以下の通り。
- 東北新幹線(那須塩原~盛岡間、盛岡~新青森間)
- 秋田新幹線(盛岡~秋田間)、
- 山形新幹線(福島~新庄間)
- 上越新幹線(上毛高原~新潟間、越後湯沢~ガーラ湯沢間)、
- 北陸新幹線(安中榛名~上越妙高間)
対応する交通系ICカードは、Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca(マナカ)、ICOCA、PiTaPa、SUGOCA、nimoca、はやかけん。モバイルSuicaやApple PayのSuicaも対象となる。運賃・料金相当額を一体で提供し、新潟~長岡間の例では3,040円(運賃相当額1,170円、特急料金相当額1,870円)となる。
「タッチでGo!新幹線」の利用には、初回のみ交通系ICカードの事前利用開始登録(無料)が必要。JR東日本の駅(Suicaエリア内の駅または新幹線停車駅)の自動券売機または、モバイルSuicaで可能となる(モバイルSuicaでの利用開始登録は2021年3月下旬以降より導入予定)。
一度手続きを行なえば、券売機や窓口で事前にきっぷを購入することなくチャージ残額で新幹線の普通車自由席に乗車できる。